はじめに、本件に関連して、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げます。現在も入院中、治療中の方の一刻も早いご回復をお祈り申し上げます。
本記事は、社会と企業の関係性を株価の観点で分析することを目的として記載しており、決して該当企業の株を買うこと、つまり応援している訳ではありません。企業の株を買うこととその企業を応援することの間には因果関係がないと言われてる一方で、私を含め多くの方が感覚的にはこの関係が頭の片隅にあると思います。そのため、皆さんの気分を害さないよう、本記事のスタンスを書きました。
はじめに結論から
今回は小林製薬について見ていきます。事件発生は。上場廃止になることはなく、事件発生から経過。当時は円だった株価は、現在では円。発生前と比較し、円()変化している。
事件発生はxxxx年xx月xx日、この時の株価はxxxx円。
同じタイミングで日経225に投資していたらxxx円(xx%)
同じタイミングでS&P500に投資していたらxxxUSD(xx%)、日本円に換算するとxxx円(xx%)。これは当時の為替がxxx円、現在のレートがxxx円であるため。
銘柄 | 当時の株価Loading! | 現在の株価 | 価格差 | 上昇率(%) | |
小林製薬 | Loading! | 小林製薬_現在 | 小林製薬_差 | 小林製薬_率 | |
日経225 | 日経_当時 | 日経_現在 | 日経_差 | 日経_率 | |
S&P500 | VOO(円) | VOO_円_当時 | VOO_円_現在 | VOO_円_差 | VOO_円_率 |
(参考) | VOO(USD) | VOO_当時 | VOO_現在 | VOO_差 | VOO_率 |
経緯
- 2024年(令和6年)3月22日、小林製薬は紅麹の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症したことが報告されたと明らかにした。
- 同月26日、小林製薬は腎疾患で亡くなった患者が生前に紅麹コレステヘルプを摂取していたとの連絡があり、死亡との因果関係が疑われる事象があったと発表
- 同29日、厚生労働省は小林製薬より、健康被害が確認された人が摂取していた製品を製造したロットで有害な物質と考えられる「未知の物質」が「プベルル酸」である可能性の報告を受けたことを発表した
- 7月23日、臨時取締役会を開き、小林一雅会長と小林章浩社長が辞任する人事を決議。
出典:wikipedia/小林製薬
株価の推移
まずはトレンドを把握するために、ここ5年前から俯瞰してみます。
概観:5年前から現在まで
右肩下がり。
概観:事件発生から現在まで 2024/03/22金~
詳細: 発生時直後 2024/03/22金
すごい勢いで値下がりしています。6,000円近くあった株価が、4,800円ほどにまで急落しています。約25%の下落です。
3. 1週間後に監督省庁である厚生労働省からの公式発表 2024/03/29金
更に下がるのかと思いきや、折込み済なのでしょう、株価に大きな変化はありません。
経営陣である創業家の退任 2024/07/23木
半分ほど戻した後、停滞していた株価ですが、これを機に株価は事件発覚水準まで戻ります。
現在
しかしその後また経営陣交代の前の値まで戻っています。